歯を失ってしまったら
来院された際に、もう手の施しようがないほど重症の場合は、やはり歯を失うというか、抜歯をして歯周病を治し、インプラントや入れ歯での対応とせざるおえません。
もちろん、全力で歯を失うことの内容、歯周病治療に没頭するわけですが、そのような手段も考慮しなくてはいけません。
インプラント
アメリカでは、歯周病の専門医がインプラント処置を行っています。
インプラントとは、顎の骨に人工歯根となる金属を埋め込み、その金属を土台にして、天然歯同様の人工歯を取り付ける治療方法です。
埋め込む金属に生体との親和性が高いチタンが使われる事が多く、チタンは長年の臨床研究でインプラントの素材として最も安全であり、また顎の骨としっかり結合することが確認されています。
天然歯のような見栄えだけでなく、これまでの入れ歯やブリッジでは満足することが難しかった、「食べる・話す」という機能も回復できます。
インプラントは周りの歯を傷つけず、残った歯への影響が少ないため、自分の歯を多く残せます。
また顎の骨がやせるのを防げる効果もあります。
食べ物のカスが挟まったり、留め金が見えるといったこともないので、衛生面や見た目からも、天然歯と同じようにきれいで美しい状態を保てます。
入れ歯
失ってしまった歯を補うための義歯(入れ歯)を用いる方法もあります。
しかしながら、義歯はまわりの歯がしっかりしているということが大前提で、重度の歯周病にて歯を失われた方には使用出来ないことが多々ございます。
入れ歯は繊細な制作物で、調整にも神経を使います。
入れ歯で快適な生活を送れるはずが、ピタリとはまらない義歯はかえって苦痛です。
当院では「あ~!いいねぇ~!」というお言葉をいただけるまで、お付き合いさせていただきます。
保険対応の義歯から、特殊な保険外義歯まで幅広く対応しております。
まずはお気軽にご相談下さい。